電子ピアノのFDDをFDDエミュレーターGotekに換装 2026年7月4日更新

 

2002年購入のYAMAHA CVP-205のフロッピーディスクドライブは既に使えなくなっているのでUSBメモリーを1000枚分のフロッピーディスクとしてボタンで切り替えて使用できるフロッピーディスクドライブ・エミュレーターのGotekに換装した。Gotekはファームウェアをサードパーティー製のFlashFloppyというものに書き換えるのがよいとされているが、購入した型番SFR1M44-U100で書き換えができなかったので元のファームウェアのまま使うことにした。

USBメモリーの最初のアドレス0から1,572,864バイトごとにフロッピーディスク・イメージを書き込んで使用する。YAMAHA CVP-205は1.44MB 2HD MD-DOSフォーマットのディスクを使用するので最初のアドレスから1,474,560バイトを1枚目のディスクとして書き込み、2枚目はアドレス1,572,864から書き込みをするという具合。USBメモリーの読み書きはWindowsでは Cygwin または MSYS2 の dd コマンドを使用する。

【読み込み】
dd if=[USBメモリのデバイス名] of=N.img bs=512 skip=[N * 3072] count=2880

【書き込み】
dd if=N.img of=[USBメモリのデバイス名] bs=512 seek=[N * 3072] count=2880

NはGotekで選択できるディスクの番号000〜999。

N.img はディスクのローイメージファイルのファイル名(ファイル名は任意)。

デバイス名は PowerShell で Get-Disk を実行して表示されるUSBメモリーの番号を見て
0→/dev/sda
1→/dev/sdb
2→/dev/sdc
・・・とする。
あるいは Cygwin または MSYS2 で cat /proc/partitions を実行してもわかる。
デバイス名をまちがえるとハードディスク等を破壊するかもしれないので十分注意して下さい。

まず最低1枚分のローイメージファイルを用意する必要がある。何かツールで作るか、ピアノで000をフォーマットしてから
dd if=[USBメモリのデバイス名] of=000.img bs=512 skip=0 count=2880
を実行してファイルに書き出してもよい。
そして
dd if=000.img of=[USBメモリのデバイス名] bs=512 seek=0 count=2880
を実行すれば1枚目(000番)が書き込まれる。

1枚目が書き込まれると、USBメモリーに割り当てられたドライブはWindowsのエクスプローラで見ると容量がフロッピー1枚と同じに変わっている。ここにファイルをコピーすれば即1枚目への書き込みとなる。あとは dd コマンドでそれを別のディスク番号に書き込みをすればよいので ある意味 FlashFloppy よりも使い勝手がよいと言える。

dd コマンドは読み込み・書き込み位置を計算する必要があるがラッパーを作れば簡単に使えるようになる。たとえば usbfd-tools というスクリプトが公開されている。私はディスク番号何番から何番へコピーするという指定をして dd を実行できるスクリプトを作成しておいた(安全のためデバイス名も自動的に取得)。これでエクスプローラーで書き込んだ0番からのコピーも簡単にできる。

Gotek公式サイトのDownnloadページには "3rd party formatting software" としてUSBメモリーを操作するGUIツールが3つ置かれているが いずれもWindows 11では互換モードにしても動作しなかった。

 

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